緊急時に望まない妊娠を防ぐアフターピル

アフターピルは緊急避妊ピルとも呼ばれ、避妊に失敗して72時間（３日）以内に服用することで、妊娠を防ぐ効果を持つものです。ピルの効用により排卵を抑制したり遅らせたりすることによって受精を妨げます。
副作用として、吐き気や、嘔吐、血栓症のリスクなどがございます。体内に吸収される前に、嘔吐してしまうの事を防ぐために、吐き気止めも処方いたします。避妊成功率は約74～85％であり、100％の避妊を保証するものではございません。

【内服方法・治療回数】
①心当たりのある性交渉から、72時間以内にプラノバールを2錠内服してください。
②1回目の服用から、12時間後に再度2錠を内服してください。（プラノバール4錠と吐き気止めを処方いたします。）

生理は平均で10日後にあります。
3週間後も、生理が来ない場合は妊娠検査薬を実施してください。
【費用】
10，000円　（診察代金、吐き気止め代金も含む）
【副作用】
頭痛や倦怠感、めまいなどを感じることもありますが、症状の多くは一時的なものです。