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【マンジャロの正しい使い方とは?】肥満の危険性やデメリットも知ってほしい

 

 

 

最近、マンジャロをはじめとしたGLP-1/GIP関連薬について、「危ない」「怖い」という声を耳にする機会が増えました。

 

もちろん、薬である以上、副作用や注意点はあります。
吐き気、嘔吐、下痢、便秘などの消化器症状が出ることもありますし、体質や既往歴によっては慎重に判断しなければならない方もいます。

 

ですから、私はマンジャロを「誰でも気軽に使ってよい薬」だとは考えていません。
痩せている方、医学的に必要性が低い方、過度な痩身願望が背景にある方には、当院では安易に処方しません。

 

一方で、「マンジャロは怖い」という印象だけが広がってしまうことで、本来は体重管理や将来の健康のために治療を検討してもよい方まで、不安になってしまっているようにも感じます。

 

わか院長
わか院長

私が日々の診療で感じるのは、薬のデメリットだけを怖がるのではなく、まず「肥満が身体にもたらすリスク」にもきちんと目を向ける必要があるということです。

 

肥満は、単なる見た目の問題ではありません。高血圧、脂質異常症、2型糖尿病、脂肪肝、睡眠時無呼吸症候群、心血管疾患など、将来の病気につながる可能性があります。

 

「薬が怖い」と感じるお気持ちは自然なものです。
けれども、すでに体重増加や内臓脂肪の蓄積、血圧や血糖値の上昇、コレステロール値の異常などのリスクを抱えている方にとっては、肥満を放置するリスクの方が大きい場合もあります。私はもともと泌尿器科の専門医として多くの患者さんを診てきた経験があるので、肥満が健康にもたらす恐ろしい影響をずっと肌で感じてきました。

 

わか院長
わか院長

大切なのは、薬を怖がりすぎることでも、過信することでもありません。
自分にとって必要な治療を、医師と一緒に冷静に検討することです。

 

肥満大国アメリカにおけるマンジャロ(GLP-1治療薬)への新しい視点

 

 

先日の東洋経済オンラインで拝見した記事では、アメリカにおけるGLP-1治療の現状が紹介されていました。

 

参考:大西 睦子 医師(内科・医学博士)「マンジャロは危ない」という人に欠けた視点 アメリカ”GLP-1治療”のリアル――ボストン在住の日本人医師が語る”変化”
https://toyokeizai.net/articles/-/948598?display=b

 

この記事の中で印象的だったのは、アメリカではGLP-1関連薬が、単なる「やせ薬」ではなく、肥満や慢性疾患のリスクを下げるための医療として捉えられ始めているという点です。

 

記事では、肥満を「自己責任」や「努力不足」として見るのではなく、脳、ホルモン、遺伝、睡眠、ストレス、生活環境などが複雑に関わる慢性疾患として考える視点が紹介されていました。

 

また、GLP-1関連薬についても、体重を減らすことだけではなく、心血管疾患、腎臓、肝臓、睡眠時無呼吸症候群など、さまざまな領域で可能性が広がっていることが述べられていました。

 

私はこの記事を読んで、非常に大切な視点だと感じました。

 

日本では、マンジャロやGLP-1関連薬というと、どうしても「美容目的のやせ薬」「若い女性が使うもの」「危ない薬」といったイメージで語られがちです。

 

しかし、本来考えるべきなのは、

  • 「その人にとって医学的に必要か」
  • 「将来の病気の予防につながる可能性があるか」
  • 「安全に管理しながら使えるか」

ということです。

 

わか院長
わか院長

ここから先は、参考記事の内容を踏まえつつ、私自身が美容医療に携わる医師として大切にしている考えをお伝えします。

 

私が考える美容医療は、「自分の身体と心を労る医療」です

 

 

美容医療というと、見た目を変えるためのもの、若返るためのもの、贅沢なもの、というイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。

 

もちろん、美容医療には見た目を整える側面があります。
しかし、私にとって美容医療はそれだけではありません。

 

わか院長
わか院長

私は、美容医療は「自分の身体と心を労る医療」だと考えています。

 

たとえば、大切なおもちゃが傷んでいたら、きれいに拭いて、壊れたところを直して、もう一度大事に使えるようにします。

 

でも、自分の身体のことになると、私たちはつい後回しにしてしまいます。

 

  • 忙しいから仕方ない。
  • 年齢のせいだから仕方ない。
  • 少し太ったけれど、まだ大丈夫。
  • 疲れやすいけれど、みんなそんなもの。

 

そうやって無理を重ねているうちに、身体は少しずつ傷んでいきます。

 

おもちゃであれば、壊れてしまったら買い替えられるかもしれません。
でも、自分の身体は買い替えることができません。

 

あなたの身体は、唯一のものです。
そして、一生をともにするものです。

 

だからこそ、悪くなってから慌てて治すというのではなく、日頃からメンテナンスをして、磨いて、大切に使っていくことが必要だと思っています。

 

病気を治す医療と、病気を予防する医療

 

保険診療は、主に「病気を治す」ための医療です。
もちろん、命や健康を守るために非常に重要な医療です。

 

一方で、自費診療には、病気になる前の段階で身体を整える、より健康な状態を目指す、自分らしく過ごすためにコンディションを整える、という側面があります。

 

私は、この『病気の予防』という観点で美容医療や自費診療が大切な役割を果たせると考えています。

 

健康診断を受けることは、今では多くの方にとって自然な習慣になっています。
「病気が見つかってから治療を始める」のではなく、「病気を早く見つけるため」「将来のリスクに気づくため」に健康診断を受けるという考え方が広がりつつあります。

 

美容医療や自費診療にも、それに近い側面があります。

 

  • 今の身体を知る。
  • 今の悩みに向き合う。
  • 将来のリスクを減らす。
  • より元気に、より心地よく過ごせる状態を目指す。

 

これは、決して見た目だけの話ではありません。

 

わか院長
わか院長

肌を整えることも、体重を整えることも、疲れにくい身体を目指すことも、自分自身を大切に扱うことの一つです。

 

マンジャロは、魔法の薬ではありません

 

  • マンジャロを使えば、何もしなくても健康になれる。
  • 好きなものを好きなだけ食べても大丈夫。
  • 短期間でとにかく細くなればよい。

 

私は、そのような使い方には賛成していません。

 

マンジャロは、魔法の薬ではありません。
そして、単なる美容目的の「やせ薬」として雑に扱ってよい薬でもありません。

 

大切なのは、医学的に必要な方に、適切な量で、医師の管理のもとで使うことです。

 

当院では、体重やBMIだけを見るのではなく、生活習慣、既往歴、内服薬、血糖値、血圧、脂質、食事内容、睡眠、筋肉量、リバウンドのリスクなども含めて確認します。

 

また、治療中も経過を見ながら進めることが大切です。私は泌尿器科の専門医として多くの患者さんを治療してきた経験があるので、肥満の症状やお悩みに応じた適切な治療法を選択し、その後の経過観察もしっかりと行うことができます。

 

  • 副作用が出ていないか。
  • 食事量が極端に減りすぎていないか。
  • 必要な栄養が取れているか。
  • 筋肉量が落ちすぎていないか。
  • 体重だけを追いかけていないか。
  • 薬をやめた後の生活習慣をどう作るか。

 

こうしたことを一緒に確認しながら進めるからこそ、医療としての肥満治療になります。

 

わか院長
わか院長

薬を出して終わりではありません。
むしろ、処方してからが大切です。

 

本当に怖いのは、「必要ない人が使うこと」と「必要な人が使えないこと」

 

私は、マンジャロそのものを過度に怖がる必要はないと考えています。マンジャロを必要とする人にとっては、とても有効な薬だからです。

 

しかし、使い方を間違えればリスクがある薬であることも事実です。

 

 

わか院長
わか院長

本当に怖いのは、マンジャロを使う必要のない方が、十分な説明や診察を受けずに安易に使ってしまうことです。そしてもう一つ怖いのは、本来は治療の選択肢になり得る方が、「怖い薬らしい」という印象だけで治療する機会を失ってしまうことです。

また、過度なダイエットのためにマンジャロが使われ、メーカーや卸業者から在庫が消え、本当に治療を必要としている人に届かなくなる恐れがあることも大きな問題です。

 

しかし、太っていることを責める必要はありません。
体重が増えた背景には、年齢、ホルモン、生活環境、ストレス、睡眠、仕事、家庭の事情など、さまざまな要素が影響していると考えられるからです。

 

だからこそ、「自分の努力が足りないから」と一人で抱え込む必要はありません。

 

体重や体型の悩みの奥に、健康への不安があるなら、それは医療機関に相談してよい悩みなのです。

 

美容医療で自分の身体をもっと大切に

 

 

私は、患者さんに「もっと自分の身体を大切に扱ってほしい」と思っています。

 

これは、無理に美しくならなければいけない、という意味ではありません。
若く見えなければいけない、細くならなければいけない、という意味でもありません。

 

  • 自分の身体を責めるのではなく、いたわる。
  • 放置するのではなく、向き合う。
  • 壊れてから慌てるのではなく、日々メンテナンスする。

 

そのために、医療の力を使ってよいということです。

美容医療も、自費診療も、上手に使えば「自分を大切にする手段」になります。

 

わか院長
わか院長

マンジャロを含む肥満治療も同じです。
単に体重を減らすためではなく、これから先の健康を守るため、自分らしく過ごすための選択肢になり得ます。

 

あなたの身体は、一生をともにする大切なものです。

 

これからも元気に、きれいに、心地よく過ごしていくために。
必要なときには、医療の力を正しい方法で借りながら、自分の身体を丁寧にメンテナンスしていきましょう。

 

肥満やダイエットでお悩みの方は、群馬県太田市の美容皮膚科ルミナスビューティークリニックまでご相談ください。泌尿器科専門医としての経験を踏まえた上で、患者さまの症状やお悩みに応じた肥満治療やダイエット療法をご提案させていただきます。まずはお気軽に無料カウンセリングへご来院ください。